山崎治療室・過去のスタッフブログ

私コマツザキ家には１２歳になるチワワがいます。
人間でいえばもう爺さんですが、元気に頑張っています

今日は、動物と人の思いについてのお話

先日、ある患者さんが治療にいらした際に、家で飼っているワンちゃんの事を話して下さいました。
もう歳で、目もろくに見えず、危篤状態だという事でした。

その方は、いつも明るくてニコニコされていて、治療に来られているのに私の方がいつもパワーをもらっている様なお母さんみたいな方なんです。


先日いらした際、そのワンちゃんを心配なさって落ち込まれていました。

長年一緒に暮した家族のワンちゃんです。当然です。
私は治療にいらして少しでも気分が穏やかに癒されればいいなと思っていました。

そんな時です、
院長が治療中に、『ワンちゃんからで、” ありがとう ”っていってるよ！』と一言。
『また生まれ変わっても一緒のご縁で生まれてこようね』ってワンちゃんが伝えてほしいとの事でした。

ワンちゃんの思いが院長に通じたのでしょう。


その事を聞いたら、『ちゃんと思ってくれてるんだ～良かったわ～』
と、ポロポロ大粒の涙を流されていました。

私はとても心が温かくなりました。
動物も人も思いは同じなんだという事です。
犬だからとかしゃべれないとかなんて関係ないんです。


そして、思い出しました。
家には今はアーサーというチワワがいますが、この子は２代目で初代の子は亡くなってもう３０年以上経ちます。

その子を思い出しました。

彼も亡くなる時はきっと『ありがとう』って言ってくれていたんだと・・・
そして”フランダースの犬”のネロとパトラッシュの様に天からのお迎えがきて還っていったんだって感じました


そして彼は生まれ変わり、今また我が家にチワワとして戻ってきたのがアーサーなんだと、うちの家族は皆そう信じています。

　
私達、生き物には必ず”さよなら”はきます。
愛していればいるだけの悲しさ、寂しさは誰でも感じるはずです。

しかし、思いは届くものです。心で思えば通じるんだそうですよ。

そして、いつか必ず会えるそうです。
動物も人間も同じです。

そしてこう思うそうです。

【今まで本当にありがとう。あなたが居てくれて私はとっても幸せだったよ。またいつか必ず会おうね】

私はそう今でも心で思っています・・・